沖縄の鍵屋から聞いたカギにまつわる裏話し

沖縄に限らず、出張鍵屋さんはあらゆる場所へ出張します。

 

あらゆる場所へ出張する

 

そのため、あらゆる場面に遭遇します。

 

ここではその沖縄の鍵屋さんが遭遇した「奇怪な体験」をお話しします。

沖縄の出張鍵屋さんが遭遇した「怖い」場面1

 

「はい、出張鍵屋です」

 

「出張鍵屋さん?沖縄県○○警察署だけど、沖縄市の○○のアパートに来てくれますか?」

 

え?おれ悪いこと何もしてないけど。。
あまりにも突然のことで、仕事なのか何なのか分からないため、どういう事か確認してみた。

 

「何かありましたか?」

 

「いや、このアパートに住んでいる女性の、島袋さんの親戚から何かおかしいって連絡がきてね。アパートにいつ行ってもいないし、職場に行っても、いつも休みだというからアパートまで同行しているんですよ。これでいなければ、行方不明者として捜索しなければいけないんでね。。」

 

この時その鍵屋さんは、

 

「うわ、イヤな予感がする」

 

と思ったそうです。

 

そこで鍵屋さんはかけつけてそのアパートの前まで行きました。
何の変哲もない、普通のアパートです。

 

電話をかけてきた警察は、

 

「ベランダもカーテンが閉まってて状況も分からないし、いくら呼んでもいる様子がない。これは捜索が必要かな。。」

 

そんな独り言に近いセリフをはいていました。

 

そんなの知るかよ!

 

という心の声を出しながら、玄関のドアの鍵をすぐに開錠しました。
鍵屋さんにとって普通のアパートの鍵開けなんて朝飯前。
警察も「もう開いたんだ?」とビックリするほどの早さで開錠したそうです。

 

それから警察が「島袋さ〜ん!」と玄関前で言いますが、

 

「・・・・・」

 

中はシーンとしています。

 

その時鍵屋さんは玄関前に居ただけでしたが、少し中の様子は伺えたそうです。

 

「やっぱ居ないんですかね...?」

 

居合わせた親戚のおばさん?が警察に入ってほしそうにそう言いました。

 

警察は仕方なしに「お邪魔しますよ〜」と軽いあいさつ程度で中に入りました。

 

そこからすぐ、

 

「うわ!これは・・・」

 

と言いながら玄関前に出てきて、警察無線らしきもので

 

「こちら○○。え〜、沖縄市の○○アパートにて自殺者がいる模様。これから住所を伝えます....」

 

「うわ〜!!!」

 

あまりにもビックリしすぎて泣きめく親戚のおばさんを横目に、鍵屋さんは

 

やっぱり。。

 

鍵屋さんはそう思っていました。

 

実はこれまでにも、警察から依頼があった時に同じような場面に遭遇しているのだそうです。

 

自殺理由なんて聞くこともできないし、聞きたくもないから分からないそうですが、色んな場所に出張していると、狭い沖縄と言えど、何かしら「ヤバイ場面」に遭遇してしまう時があるそうです。

 

この話しを聞いたときはゾッとしました。
だって、自殺している人のアパートの鍵を開けるなんて、怖くありません?

沖縄の出張鍵屋さんが遭遇した「怖い」場面2

 

ひめゆりの塔。

 

今では沖縄県内の人だけでなく、県外の人にも認知されつつある観光スポットになるのが、このひめゆりの塔。

 

ただの観光スポットだけではなく、「出るスポット」として沖縄では有名な場所です。

 

戦時中に怪我をした兵隊さんなどを介護する看護師の団体が「ひめゆり隊」と言われ、戦時中に近くの崖から集団自決をしたことは、沖縄県内の人ならほとんどの人が知っています。

 

沖縄の鍵屋さんが経験した怖いこと

 

沖縄県内で出張鍵屋さんとして動いている鍵屋さんは、その近くに出張をする機会がありました。

 

場所は○○団地。

 

まだ築15年程度しか経っておらず、比較的新しい団地です。

 

これは私の知識ですが、団地のほとんどは「県や市が買うしか方法がなかった場所。だから元お墓だったりする」という事をよく耳にしています。

 

実際、沖縄県内の多くの団地は「出る」という噂が後を絶ちません。
もし住むことを検討するなら、それなりの覚悟が必要と周りに言われています(私の場合)。

 

その団地の一室に呼ばれて向かった鍵屋さんは、現場に着いた瞬間に寒気を感じました。

 

部屋ではなく、団地の駐車場についた時でした。

 

真夏の21時過ぎだったとの事ですが、不自然な寒さを感じたそうです。
その不自然な寒さを感じながら、駐車場で依頼者である男性と会い、そのまま団地の一室へ向かいました。

 

依頼内容は「玄関のカギを紛失したから、新しくカギを作ってほしい」という内容です。

 

それから難なく新しいカギを制作して、さらにスペアキーまで作製後、依頼をした男性に渡しました。

 

が、

 

鍵屋さんはずっと気になっていました。

 

鍵の製作途中、

 

閉まっていて誰も入ることのできない部屋なのに、
中から物音がしていたのです。

 

カギの制作中、部屋の主である男性は少し離れた場所で電話をしていました。
「カギ失くしてよぉ〜大変だったぜ〜」と、誰かにそんなグチを話していました。
だから電話の相手先との話しで、気づいていないのでしょう。

 

つまり、その物音を聞いているのは鍵屋さんだけ。。

 

鍵屋さんはその男性に、

 

「誰か部屋にいます?」

 

と聞きたい気持ちをグッとこらえて、その場から早々と立ち去りました。